2008/08/02(土) 07:42:00 [経済・産業]
パイオニアは31日、ホームエレクトロニクス事業、国内管理部門にかかわる従業員を対象とした早期退職者募集を、8月下旬から実施すると発表した。300人の人員削減を予定している。対象となるのは2000人強で、応募した従業員は9月末で退職する予定。早期退職者への割増退職金など、リストラに伴う特別費用は約150億円を見込んでいる。
また、プラズマテレビ事業の不振に伴い、すでに公表していたプラズマパネル2工場の閉鎖時期を一部変更した。山梨工場(山梨県中央市)は当初7月としていた閉鎖時期を、8月に変更。鹿児島工場(鹿児島県出水市)の閉鎖時期も09年1月から今年度中に変更した。変更理由について「予想よりプラズマテレビの販売が上向き、生産が現在フル稼働の状況にあるため」としている。
[2008年8月1日/日経産業新聞]
2008/07/14(月) 13:42:46 [経済・産業]
米航空12社 顧客に「窮状メール」
【ニューヨーク=池松洋】ノースウエスト航空は9日、燃料費高騰の対策として、全従業員の約8%に当たる2500人を削減すると発表した。預け入れ手荷物を1個目から有料とするなど、新たな料金制度も導入する。今年10〜12月期には、不採算路線を中心に輸送能力を1割近く減らす。
同様のリストラは、他の米航空各社も打ち出しているが、燃料費の上昇には追いつけないのが現状だ。
そこで、米航空12社の最高経営責任者は連名で、電子メールを顧客に一斉に送信した。メールは「数千人規模の人員削減とサービスの縮小を余儀なくされている」と窮状を訴え、原油高騰の元凶は投機にあると分析している。その上で、原油取引の透明性確保と投機規制を求める電子メールを地元の議員に送信する運動を展開しようと呼びかけた。
(2008年2008年7月11日 読売新聞)
2008/06/24(火) 06:29:52 [経済・産業]
【ニューヨーク=山本正実】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は22日、米銀行最大手のシティグループが投資銀行部門の従業員約6万5000人のうち、最大10%(6500人程度)の人員を削減する方針を決めたと報じた。23日から従業員に通知されるという。同社の従業員数は、海外拠点を含め35万人以上。
シティは、経営を立て直すため、4月に約9000人の削減を発表したほか、5月には、総資産約2兆2000億ドルの約2割に相当する4000億ドル以上の資産売却を表明している。
(2008年6月23日 読売新聞)
2008/06/07(土) 06:21:42 [経済・産業]
ホンダは2009年3月期から取締役の退職慰労金を廃止する。これに伴い慰労金相当分を月額報酬に組み入れる方法に切り替え、報酬総額の上限を従来の1.5倍にあたる月9000万円に引き上げる。年功序列の要素が強かった役員報酬制度を見直し、業績や成果を反映した報酬体系とする。
自動車業界ではトヨタ自動車が06年、日産自動車が07年に取締役の退職慰労金を廃止している。
[2008年6月6日/日本経済新聞 朝刊]
2008/06/03(火) 06:37:40 [経済・産業]
郵便事業会社、8年で
日本郵政グループの郵便事業会社は2日、所有する全自動車を今年度から順次、電気自動車に切り替えていく方針を明らかにした。温室効果ガスの排出削減を目指し、更新を迎える車両から切り替えを進め、おおむね2015年度までに完了する。
郵便事業会社は郵便物集配などに使う軽貨物自動車を約2万2000台、営業などに使う乗用車を約1000台所有し、一部にハイブリッド車を導入している。同社のガソリン代は年間約100億円に上り、電気自動車導入でコストを削減する狙いもある。
車載電池の性能が向上しているため、集配など短距離の業務は電気自動車でも支障がないと判断した。現在、複数の自動車メーカーに開発を求めるとともに電気二輪車開発の検討も打診している。電気自動車導入には、全国1092の郵便局に充電設備を設ける必要がある。設備を一般に開放し、「電気ステーション」として利用してもらう案も検討している。
(2008年6月2日 読売新聞)
2008/05/31(土) 09:25:38 [経済・産業]
1 概況
(1) 一般経済の概況
景気は、このところ足踏み状態にある。
・輸出は、伸びが鈍化している。生産は、横ばいとなっている。
・企業収益は、弱含みとなっている。設備投資は、おおむね横ばいとなっている。
・雇用情勢は、厳しさが残るなかで、改善に足踏みがみられる。
・個人消費は、おおむね横ばいとなっている。
・住宅建設は、おおむね持ち直してきたが、このところ横ばいとなっている。
先行きについては、改正建築基準法施行の影響が収束していくなかで、輸出が増加基調で推移し、景気は緩やかに回復していくと期待される。ただし、サブプライム住宅ローン問題を背景とするアメリカの景気後退懸念や株式・為替市場の変動、原油価格の動向等から、景気の下振れリスクが高まっていることに留意する必要がある。
(2) 労働経済の概況
労働経済面をみると、雇用情勢は、厳しさが残るなかで、改善に足踏みがみられる(第1図)。
・完全失業率は、平成20年3月は前月比0.1%ポイント低下し、3.8%となった。
・15〜24歳層の完全失業率は、高水準ながら低下傾向で推移している。
・有効求人倍率は、低下している。
・新規求人数は、減少している。
・就業者数は季節調整値で3か月ぶりに増加した。雇用者数は季節調整値で4か月ぶりに増加した。
・製造業の残業時間は、横ばい圏内で推移している。
・定期給与は横ばい圏内で推移している。現金給与総額は弱含みで推移している。(以下略)
記事を読む 2008年5月30 厚生労働省
2008/05/28(水) 06:25:04 [経済・産業]
役員退職金制度を廃止する企業が増えている。6月の株主総会で、役員を務めた期間の長さに応じて支払うことをやめ、企業の業績や株価に連動して報酬額が変わる方式に変更する例が目立つ。
日清食品は6月の株主総会で役員退職金の廃止を決める。その代わりに役員に報酬の一部として、自社の株式を1株1円で購入できる「新株予約権」を与える方針だ。会社の業績を良くし、株価も上昇させれば、より多くの株式の「含み益」が得られる。損保ジャパンや武田薬品工業も6月の株主総会で、役員退職金の廃止と新株予約権を与える制度の導入を決める予定だ。
フジテレビも今年の総会で退職金廃止を決定する予定。また、役員が得る報酬のうち一定額は自社株購入に充てるようにする。退職時に株価が上がっていれば、より多くの利益が得られる仕組みだ。
野村総合研究所が毎年東証1、2部上場企業に行っている調査では、役員退職金制度を廃止する企業は年々増えている。毎年150〜300社が回答しているが、退職金制度が「ない」「最近廃止した」とする企業の割合は、04年の10.7%から、07年には52.6%に増大した。業績に関係なく支給する退職金制度への批判が、外国人投資家を中心に高まっていることが背景にあるという。(橋本幸雄)
2008年05月28日 ASAHICOM
2008/05/21(水) 06:21:13 [経済・産業]
大手銀行6グループの2008年3月期連結決算が20日、出そろった。
米低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」関連の損失や、株式市場の低迷による保有株式評価損などが収益を圧迫し、税引き後利益は三井住友フィナンシャルグループを除く5グループが減益となった。6グループ合計の税引き後利益は前期比34%減の1兆8700億円と2期連続で減少した。サブプライムローン関連損失は合計で9800億円と1兆円に迫り、昨年11月時点の見通しの3倍以上に膨らんだ。中小企業の倒産で不良債権処理費用も増え、6グループ合計では3800億円と前期より4割増となった。
この日発表した三菱UFJフィナンシャル・グループの税引き後利益は同27・7%減の6366億円、本業のもうけを示す業務純益は同13・5%減の1兆154億円と落ち込んだ。サブプライム関連損失は1230億円に上った。
業務純益は三井住友が同10・7%増の8196億円、みずほが同2%増の8617億円と増益となったほかは軒並み減益だった。09年3月期の税引き後利益の見通しは、サブプライム問題の影響が薄れるとして、りそなを除く5グループが増益を見込んでいる。
(2008年5月21日02時45分 読売新聞)
2008/05/07(水) 06:09:00 [経済・産業]
軽自動車購入理由 『燃費重視』が過半数
日本自動車工業会(自工会)が五日までにまとめた二〇〇七年度の「軽自動車使用実態調査」によると、燃費を重視して軽乗用車を購入する消費者が半数以上と、ガソリン価格の高騰を受けて低燃費車が好まれる傾向が強まっていることが分かった。
調査で、軽乗用車を新車で選択する理由(複数回答)を尋ねたところ、「燃費が良い」(53%)とする回答が二番目に多かった。
レギュラーガソリンの価格が一リットル当たり百円前後だった〇一年度調査に比べて8ポイント上昇し、順位も「価格が安い」を抜いて三番目から上がった。最多は「税金が安い」の83%。
軽乗用車の女性ユーザー比率は、〇一年度から3ポイント増えて65%。全体の約三分の二を占めており、その大半は既婚者となっている。主婦や女性高齢者らが日常の足として活用しており、自工会は「軽乗用車は地方では生活必需品」と説明している。
調査は〇七年五−六月、全国の世帯や事業所を対象に実施し、約三千の回答を得た。
郊外ファミレス 苦戦
郊外の幹線道路沿いに立地するファミリーレストランが、ガソリン価格の高騰による来店客の減少で苦戦している。車を必要としない駅前の店舗は客足が落ちておらず明暗を分けている。
「地方のロードサイド(道路沿い)に単独で立地している店は売上高が悪い」。低価格のイタリア料理店を展開するサイゼリヤの正垣泰彦社長はこう嘆く。売り上げが落ち始めたのは昨年十月ごろからで、「ガソリン高の影響」とみている。
日本フードサービス協会によると、三月のファミリーレストランの客数(既存店ベース)は前年同月比1・3%減。二〇〇七年十月以降、前年割れが続いている。
一方、客足が比較的好調なのが、乗降客の多い駅周辺。首都圏の駅前を中心にラーメン店の「日高屋」を出店するハイデイ日高は「大きく売り上げが落ちた実感はない」(神田正社長)と話す。
郊外でも大型ショッピングセンター内の店舗は落ち込みが小さい。買い物ついでに食事する客が多く、車の利用を控える影響が軽微なためだ。長崎ちゃんぽんのリンガーハットは「ショッピングセンター中心の出店が収益に貢献している」とする。
サイゼリヤなどは今後、重点的に駅前へ出店する方針。ガソリン高が、郊外中心に発展してきた外食チェーンの店舗戦略の見直しを迫っている。
2008年5月6日 朝刊 東京新聞