2007/02/19(月) 05:43:34 [採用・雇用]

 違法な「偽装請負」の是正策の一環として、請負・派遣労働者の一部を正社員に採用すると昨夏に表明していたキヤノンが、その後半年間の検討を経て、当面は高校新卒者らの正社員採用を優先する方針に転換した。政府は、新卒一括採用システムの見直しや非正規労働者の正社員化の推進を重点課題にしているが、キヤノンの方針転換は、こうした流れに逆行しそうだ。

 キヤノングループでは、他社に雇われた非正規労働者を派遣契約なしで直接使う偽装請負が各地の工場で発覚し、労働局の指導を受けた。昨年8月に社長をトップとする「外部要員管理適正化委員会」を設置。偽装請負の解消に取り組むとともに、工場で請負や派遣で働く2万人以上の労働者から1、2年のうちに数百人を正社員に採用すると表明した。

 ところが、今月に入って取材に応じた人事本部長の山崎啓二郎取締役は「技術の伝承、組織の活性化のために、若い人を採ることになった。新卒の定期採用のほうが中長期には人材的に安定する」と説明。代わりに高校や工業高専の新卒者の定期採用に力を入れる方針を明らかにした。08年春は高校新卒を100人、高専新卒を40人と採用をほぼ倍増させるという。

 同社は非正規労働者の正社員化について「撤回したわけではなく、優秀な人がいたら採用する」という。ただ、その判断はグループ各社に委ねており、採用予定数も示していない。 (以下略)

☆ 記事を読む2007年02月18日10時14分
経団連の会長を輩出しているキャノンは率先して法を遵守すべき。力の強い者が弱者をいじめる仕組みで儲けるのはいかがなものか?しかも業界のトップリーダーを務める経営者が自己本位の決定をするのは問題だ。

この会長はまるで自社のためのように、派遣に関する法を企業寄りに改正することを政府に要望するなど我儘な態度。これにはあの厚生労働大臣も批判している。品格なき日本の品格なき業界団体には呆れる。キャノンブランドが失墜しませんか?

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