2006/08/10(木) 08:20:02 [経済・産業]
スズキは9日、静岡県内に小型車の専用工場を新設すると発表した。同社の国内工場の新規稼働は25年ぶり。600億円を投じて今秋着工し08年秋の稼働を目指す。年間生産能力は24万台を見込む。原油高などを背景に「スイフト」や「SX4」など小型車の輸出が欧米向けを中心に伸びており、将来的な生産能力の強化を図る。工場新設に先立つ06〜07年度にも、小型車9万台の増産と軽自動車6万台の減産を進める。国内回帰の動き。
新工場は、現在エンジンの加工組み立て工場がある相良工場(静岡県牧之原市)敷地内に建設。約2千人の新規雇用を見込む。新工場が本格稼働する09年度には、スズキの世界の生産台数は05年度に比べ約3割増の300万台規模になる。
国内工場の新設は、83年の湖西第2工場(同県湖西市)以来。国内立地の理由を鈴木修会長は「欧米とアジアへの輸出を担うには日本の方がやりやすい」と説明する。
小型車の増産に伴い、07年3月期の連結売上高も、今年4月時点の予想より6.7%上回る3兆円に上方修正した。
2006年08月09日20時47分 ASAHICOM