自己申告制の導入
2006/01/04(水) 10:34:03 [雇用制度論]
すでに述べた成果主義の導入を図る上で公平感のある基準の作成が重要だ。しかし異なる職種間での等級基準の作成は「将棋の4段と囲碁の4段はどちらが強いか?」という問題を解くのと同じ性格。
当然政策的な判断を下に等級基準を作成することになる。こうした基準は社員にとって完全な理解を得るのは難しい。そもそも全員が満足する制度はありえないこと。100%の人が70%から80%程度の満足があればそれで立派なこと。
そこで社員が自己査定をし申告できる制度を導入することをお薦めする。それが表題の自己申告制の導入である。等級表のどこに位置するか?その自己判定のポイントはなにか?を自己判定し、上司に申告させる制度だ。
昇格や降格にも自己申告を導入することが可能だ。業務目標の設定や評価にも自己査定の導入は進んでいる。引いて給与の査定も自己査定・申告させることを考えるべきだ。
社員が受身で会社の言い分を聞くのではなく社員の言い分を基礎にして上司が自身の判断を話し合うということだ。これらの広がりの中でステップを踏んで導入してゆくことがこれからの制度構築に有効だ。