2006/08/10(木) 08:21:32 [人事管理情報]
東証一部上場の自動車部品メーカー、TPR(帝国ピストンリング)は2007年3月をめどに技術者の技能伝承を目的にした専門拠点を長野工場(長野県岡谷市)に開設する。受講者には独自の検定も実施、昇級や賃金に反映させ、技能継承を促す。ベテラン技術者が大量退職する「2007年問題」に備え、マニュアルでは引き継げない高度な技能を社内に蓄積する仕組みをつくる。特殊な技術は社内養成が当然。座学やマニュアルだけでは不十分だ。人は技術の担い手であり、システム化による標準化は当然の努力だが、生きて動いている市場への対応は最終的に人間力が決め手。
TPRの主力製品はエンジン内のピストンの円滑な上下運動を助けるピストンリングという鉄製部品。一部のピストンリング生産をベトナムに移転するのを機に跡地に「技能センター」(仮称)を設ける。座学に加え、実際の生産設備も用意し、実技も指導する。収容人員や整備費は未定。
[8月10日/日経産業新聞]