2005/12/20(火) 11:18:09 [人事管理情報]
241店舗中、18店舗が2期連続増収――改装・改築の効果続く
日本経済新聞社が実施した2004年度の百貨店調査によると、回答があった全国の241店舗中、伊勢丹新宿本店など18店舗が2期連続で増収を達成した。改装や改築によるテコ入れ効果が翌年度まで持続している例で、百貨店の店舗別の競争力がはっきり分かれてきた。
百貨店売上高ランキング(2004年度)(抜粋)
順位 社名 店舗名 所在地 売上高 改装の有無
1 (1) 三越 本店 東京 289,361 (▲0.2) ○
2 (2) 伊勢丹 新宿本店 東京 246,001 (0.7)
3 (4) 阪急百貨店 大阪・うめだ本店 大阪 192,073 (▲0.8) ○
4 (3) 西武百貨店 池袋西武 東京 182,324 (▲7.0)
5 (5) 高島屋 横浜 神奈川 166,217 (▲4.7)
順位のカッコ内は2003年度、単位は100万円、売上高のカッコ内は前年度比増減率%、▲は減、「改装の有無」は2004年度内での実績
経営環境、依然厳しく (抜粋)
1年前と比べた経営環境について、「厳しくなった」と答えたのは55.9%。03年度調査の72.3%より改善したものの、「好転している」との回答は5.4%と依然1ケタ台だ。
厳しい環境の中、2期連続で増収を達成した店舗は全国で18店。伊勢丹新宿本店やそごう横浜店をはじめ、積極改装など経営資源を投入した各社の戦略店舗が上位に入った。大手5社のうち、三越だけが1店も同ランキングに入っておらず苦戦をうかがわせる。
減収傾向の中で利益を上げるには値下げせずに売り切る努力が必要だが、バーゲン頼みの構図は逆に強まっている。売上高に占めるバーゲンの比率は、最も多かったのは10%以上20%未満(32.3%)だが、20%以上30%未満も24.7%とほぼ4社に1社に達した。
[2005年8月17日/日経MJ]