2007/06/01(金) 07:10:18 [経済・産業]
サッポロホールディングスは31日、大阪府茨木市のサッポロビール大阪工場での生産を2008年3月末で停止すると発表した。ビール系飲料の生産量が低迷しているのに対応し、設備閉鎖で稼働率を引き上げる。同社の工場閉鎖は03年以来、5年ぶり。1989年に10カ所あった同社の大型工場は、5カ所へと半減する。
大阪工場は1961年に完工、同社で最も古い。従業員数は約100人で、原則他の事業所に再配置する。老朽化で設備刷新に費用がかさむことや、周辺に住宅が増えたことなどから生産停止を決めた。停止後は当面物流拠点として利用する。建物や設備の臨時償却が発生するため07年12月期に特別損失を計上する予定だが、金額は未定。
同時に静岡工場(静岡県焼津市)に60億円、千葉工場(千葉県船橋市)に16億円を投資し、設備を刷新して生産効率を高める。また、昨年銀河高原ビールから取得した那須ビール園(栃木県那須町)の設備投資に18億円を使い、少量生産商品を手掛ける那須工場として10月に稼働する。(20:04)
2007/05/31 NIKKEI NET