2009/08/10(月) 07:59:50 [労務関連法令]


 外食チェーン大手のすかいらーくが、ファミリーレストランの店長ら約2800人に、6月から残業代の支払いを始めたことが6日、分かった。管理職の店長らがサービス残業を強いられる「名ばかり管理職」問題を解消するもので、他の外食チェーンが追随する可能性もある。

 すかいらーくは、店長らから管理職の肩書を外し、月40時間を上回る残業に対して給与とは別に、残業代の支払いを始めた。人件費の追加負担は年1億円程度とみられる。店長というだけで管理職扱いされる「名ばかり管理職」は、外食や小売業界で問題化し、日本マクドナルドは2008年8月から残業代の支払いを始めている。

(2009年8月7日 読売新聞)


 管理職と決めただけでは時間外手当の支払いは免除されない。人事管理面での実態的な権限が必要でありまた始終業時間も自由でなければならない。遅刻や早退で給与をカットされている人は管理職ではないといわれる可能性が大きい。

 外食産業の店長は就業時間は自分で自由ではないし店員の採用や異動などの人事権は与えられていないようだ。マクドナルドなど裁判で負けて管理職扱いを止める動きが進んでいる。

 時間外手当の削減のために名ばかりの「管理職手当」を支給することではお粗末だ。 


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2009/08/10(月) 07:30:50 [異能講座]


 進学予備校の河合塾(本部・名古屋市)は、大学や専門学校などの学生向けの就職支援講座を民間調査会社の矢野経済研究所(東京都)と共同で8日に始める。就職活動で複数の企業から内定を得る学生がいる一方で、不況の影響で全く得られない学生もいて、「内定格差」が広がっていることから、希望する業界の研究を通して「就職力」を身につけてもらうのが狙い。

 講座は業界ごとに開かれ、第1弾として8、29の両日は河合塾KALS新宿校でファッション業界を取り上げる。講座は1回3時間で3千円。

 同研究所が持っているデータを生かして、業界の構造や注目企業を学ぶ。漠然とした業界のイメージで就職活動に臨むのではなく、学生に目指す企業と仕事内容のターゲットを絞ってもらうのが狙いだ。

 河合塾の担当者は「小手先のテクニックでは就職できない時代。自分がやりたい仕事は何か、講座を通じて徹底的に考え、本物の『就職力』を身につけてほしい」と話す。

 今後は商社やIT業界など学生の人気業界をテーマに講座を開いていくという。問い合わせは河合塾ALUMNI事務局(03・6811・5543)。

2009年8月7日 AsahiCom


 採用する側は応募者が持つ基礎的知識と仕事や組織への対応力、とりわけ意欲・やる気といった姿勢を見ている。知識は深いほどいいが傲慢さが見えたり自己中心的な性格が見えれば採用は躊躇する。

 知識は入社すれば獲得できるが仕事や組織へのまじめな意欲は矯正できない。新卒レベルでは知識よりはこうした対応力や意欲の方が重視される。

 対して中途社員は対応力に加え、ある程度の知識がなければならない。企業は組織であり組織との同化・一体化が図れる人がまずは好まれる。


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2009/08/10(月) 07:13:03 [人事常識]


 不況による賃金の減少が医療、年金などの社会保障制度を揺るがしている。会社員の保険料が賃金水準に連動するためで、企業業績が悪化した2008年度は中小企業向けの健康保険で1000億円規模の減収になった。09年度の保険料収入は一段と落ち込む公算が大きく、将来の料率引き上げや給付削減につながりかねない。社会保障を巡っては、高齢化に伴う給付増への対応が衆院選の争点になっているが、保険料の減収も、今後の制度設計に影響を与える可能性がある。

 医療、年金、介護などの保険料は国民年金など一部を除き、加入者の賃金水準に沿って増減する。例えば会社員の健康保険や厚生年金、雇用保険は加入者の賃金に保険料率を掛けて、払い込む保険料の額が決まる。(10:24)

2009/08/09 Nikkei Net


 保険料は総収入で決められるので不況下では当然減る。雇用そのものもなくなっている人もいる。

 右肩上がりの経済では一定の時間外が継続したので保険料を取られる側もあまり気にならなかった。しかしそもそも一過性の時間外手当を算定の基礎にすることは今の経済やライフスタイルには適当でない。

 賞与から徴収することも同様に問題である。抜本的な改革が必要であり月々の収入実態に合わせた徴収が必要だ。しかしこうした「今ある仕組みを変える」ことには及び腰である。かくして時代遅れの仕組みは延々と続くのだろう。 


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