2009/06/17(水) 15:51:19 [労務関連法令]


 ゲームソフト「コナミ」の関連会社で育児休業後に復職した社員の女性(36)が、復職後に不当な降格、減給をされたとして、会社側に地位確認や差額分の賃金などを求める訴えを16日、東京地裁に起こした。

 訴えられたのはゲームソフト製作会社「コナミデジタルエンタテインメント」(東京都港区)。訴状によると、女性は昨年10月から育児休業を取り、4月16日に復職した。しかし、出産前に担当していた海外とのライセンス交渉から、国内でのライセンス契約の事務手続きなどの担当に業務を変えられた。業務評価も2段階下がり、月約20万円の減給となったという。

 提訴後に東京・霞が関で記者会見した女性は「子どもか仕事か、どちらかしか選べない仕組みはおかしい」と訴えた。女性の代理人弁護士によると、会社側は「復帰後まもなく健康や育児への配慮が必要で、降格ではなく業務内容の変更だ」と説明。女性側は「元の仕事に戻るためにベビーシッターを雇うなど万全の準備をした。降格は子を持つがゆえに差別するもので、不利益な取り扱いを禁じた育児休業法などに反する」と主張した。



 育児休暇が終われば職場に復帰することは当然わかっていたこと。元の仕事に復帰できない事情が不明朗なので本人が納得できないのではないか。

 つまり配転の必要性が問題の根幹にある。仕事が変わったから給与をさげるというどこか心の通わない会社の言い訳にしか聞こえない。

 なぜ配転するのかをしっかり説明する必要がありそんな話は休暇取得前に両者の合意ができていることが必要である。労務管理そのものが貧困であったということだと思われる。

 都合の悪いことはもごもごと口ごもりながら曖昧な解釈のできる玉虫色の会話・言い方をする管理者のまずさが問題の背景にあると思われる。

 須らく管理職のレベルアップがこの会社の課題だろう。 


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2009/06/17(水) 04:58:50 [人事常識]


 【盛岡】北日本銀行は今年度から、法人営業担当者らの資質向上のため、「渉外学校」を“開校”する。取引先の将来性を見抜く眼力や信頼される人格を養うとともに、支店ごとの行員教育力のばらつきを解消して将来の幹部候補生の実力を磨く。優良企業との取引拡大や将来性のある取引先の発掘につなげる。

 学校は同行の研修施設を使い、3泊4日の合宿を1年にわたって数回実施する。佐藤安紀頭取が自ら講師となるなどして、商品知識をはじめ、顧客と信頼を築くノウハウなどを直伝する。今年度は営業担当者300人のうち入行10年前後の100人を対象に数班に分けて指導。顧客開拓の実施などを経て無事卒業した行員を、将来の支店長候補生にリストアップする。

[2009年6月16日/日経産業新聞]


 経営者は人を育てることも大きな責務である。外部の教育コンサルタントや教育部門にまかせっきりではいけない。トップ自ら指導や刺激を与えることは非常に重要なこと。

 またトップが全社員を相手にする物理的時間もないことからセレクトされた人材に対し教育することはやむをえないことだ。従って社長の年頭所感など折に触れて全社員に対する意識づけを心がける必要がある。社長室に収まって取り巻き連中だけと話す雲の上の人では人の心は掴めない。

 直属の部下が自分と同じような意識を持ち行動をするように、すべての管理者は努力することが必要だ。単に知識を付与するだけの内容でなく組織として・仲間として一体感を持たせることが基本になければならない。

 使命や何かの価値観を共有する集団・組織がもっとも強い。トップや管理者の責任の第一はそこにある。


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