2008/09/04(木) 06:07:28 [採用・雇用]
残業代不払いをはじめとする違法労働を経験したことがあるとした若者は51%に上り、うち76%は泣き寝入りしている実態が二日、若年労働者を支援する民間非営利団体(NPO)の「POSSE」(ポッセ、東京)による計五百人の街頭アンケートで分かった。POSSEは「労組などの社会的サポートがなく、あきらめが広がっている」と分析している。
アンケートは今年六、七月、東京都内で若者が多い渋谷、立川など四カ所で、学生アルバイトを除く三十四歳までの労働者に実施。
経験した違法状態は、残業代不払いが最も多く、有給休暇が取得できなかったり社会保険に入れないなどのほか、セクハラやパワーハラスメントもあった。違法状態に対し何もしなかった理由は「是正させることができると思わなかった」「職場の人間関係が壊れる」など。労組や労働基準監督署に相談した人はゼロで、対処した人の大半は自分で会社と掛け合った。
転職について「今すぐしたい」が12%、「いずれしたい」が51%。「職場に若者を使い捨てにする雰囲気がある」と感じる人が22%に上った。
POSSE代表の今野晴貴さん(25)は「労組などによるサポートの仕組みが若者から遠い存在になっている。個人加盟労組やNPOなど、若者に身近な組織の取り組みが重要だ」としている。
結果は七日午後、東京都新宿区で開くシンポジウム「やめる若者・やめない若者」で発表する。問い合わせはPOSSE事務局=電03(5779)1890。
2008年9月3日 夕刊 TOKYO
2008/09/04(木) 06:06:38 [労務関連法令]
社会保険庁は3日、休職許可を得ずに給与をもらいながら労働組合活動に専念する「ヤミ専従」問題を巡り、計41人の関係者を2―3カ月の減給処分にすると発表した。不正に受給した給与は総額8億3000万円。社保庁はヤミ専従をしていた30人(すでに退職した2人を含む)に対して全額の返還を求める。
減給処分の対象は(1)4月時点で判明していたヤミ専従の実行者30人のうち、退職者2人を除く28人(2)ヤミ専従を促した職員1人(3)管理監督責任がありながら黙認していた上司12人――の計41人。処分対象になりながら、すでに退職している99人の職員や幹部に対しては、処分を受けた場合の減給相当額の返還を求める。
処分対象となった1997年以降のヤミ専従実行者が、不正に受け取った給与は1人当たり平均約2700万円。最も多かったのは約6500万円(期間7年3カ月)だった。社保庁は5年の時効にかかわりなく全額の返還を求める。(18:27)
2008/09/03 NIKKEI NET
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