2008/05/10(土) 06:26:35 [人事常識]

 「若いころは、短くなった鉛筆を輪ゴムでつないで最後まで使いきったものだ」――。トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は決算発表後に記者団に、かつての石油ショックや円高不況の時代に実践してきたトヨタ流の経費削減術を披露した。

 渡辺社長は、社内会議の説明資料が、カラーコピーを多用するなど無駄が多いこともやり玉に挙げ、「ぜひやめさせようと思っている。記者発表資料も立派すぎる」と述べた。

 トヨタは、「乾いたぞうきんを絞るように経費を削減してきたことが成長の原動力」(業界関係者)と言われてきた。成長の中で、こうした社風が一部でゆるみつつあるため、渡辺社長は、かつて当たり前のように行ってきた節約意識を改めて徹底する考えだ。

(2008年5月9日 読売新聞)

 創業期の企業には「やる気と活気」が溢れている。目に見えて会社が成長することが社員を更に引っ張ることになる。

しかしある程度大きくなれば社員は世間並みや一流の処遇を求めることが通例だ。事務用備品ぐらいは当たり前と言う意識は防ぎようがない。ましてトヨタのように世界一になった企業では創業期の「乏しきを憂えず」の精神を取り戻すのは不可能に近い。

 平家物語ではないが、「奢れるもの久しからず」は産業界でも当てはまる。組織運営も次第に困難になる。現にトヨタも先に欠陥車隠しを多年にわたって行なってきた事件が明るみにでている。
トヨタ「深くおわび」…RV車欠陥

精神論でこうした「大企業病」を克服することはできない。意思決定や組織の統率を真剣に改革すべきこと、論を待たない。いくらトップが笛をふいても社員は踊らない。

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2008/05/10(土) 06:25:54 [採用・雇用]

 東日本旅客鉄道(JR東日本)は障害者の雇用促進策の一環として「JR東日本グリーンパートナーズ」を設立、2009年2月から営業を開始する。新会社は同社社員の制服の在庫管理や配給・回収業務などを手掛ける予定。事業が軌道に乗った時点で、従業員を増やすほか、業務内容も広げて障害者雇用に弾みをつける。

 JR東日本グリーンパートナーズの資本金は1億円で、JR東日本が80%、グループ企業のJR東日本パーソネルサービスとジェイアール東日本都市開発がそれぞれ10%ずつ出資する。営業開始時までにJR埼京線の戸田―北戸田間の高架下に新社屋を建設する。

[2008年5月9日/日経産業新聞]

 子会社で障害者雇用を行なうことが進んでいる。業態を変えて雇用を増やすことが可能となる。これも一つのやり方ではある。

しかし、SOHOや在宅勤務、短時間労働などITを利用した多様な就業形態を認めれば、障害者の雇用はもっとできるはずだ。社会全体が多様性を認めることが必要だ。

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