2008/05/07(水) 06:09:00 [経済・産業]

軽自動車購入理由 『燃費重視』が過半数

 日本自動車工業会(自工会)が五日までにまとめた二〇〇七年度の「軽自動車使用実態調査」によると、燃費を重視して軽乗用車を購入する消費者が半数以上と、ガソリン価格の高騰を受けて低燃費車が好まれる傾向が強まっていることが分かった。

 調査で、軽乗用車を新車で選択する理由(複数回答)を尋ねたところ、「燃費が良い」(53%)とする回答が二番目に多かった。

 レギュラーガソリンの価格が一リットル当たり百円前後だった〇一年度調査に比べて8ポイント上昇し、順位も「価格が安い」を抜いて三番目から上がった。最多は「税金が安い」の83%。

 軽乗用車の女性ユーザー比率は、〇一年度から3ポイント増えて65%。全体の約三分の二を占めており、その大半は既婚者となっている。主婦や女性高齢者らが日常の足として活用しており、自工会は「軽乗用車は地方では生活必需品」と説明している。

 調査は〇七年五−六月、全国の世帯や事業所を対象に実施し、約三千の回答を得た。

郊外ファミレス 苦戦

 郊外の幹線道路沿いに立地するファミリーレストランが、ガソリン価格の高騰による来店客の減少で苦戦している。車を必要としない駅前の店舗は客足が落ちておらず明暗を分けている。

 「地方のロードサイド(道路沿い)に単独で立地している店は売上高が悪い」。低価格のイタリア料理店を展開するサイゼリヤの正垣泰彦社長はこう嘆く。売り上げが落ち始めたのは昨年十月ごろからで、「ガソリン高の影響」とみている。

 日本フードサービス協会によると、三月のファミリーレストランの客数(既存店ベース)は前年同月比1・3%減。二〇〇七年十月以降、前年割れが続いている。

 一方、客足が比較的好調なのが、乗降客の多い駅周辺。首都圏の駅前を中心にラーメン店の「日高屋」を出店するハイデイ日高は「大きく売り上げが落ちた実感はない」(神田正社長)と話す。

 郊外でも大型ショッピングセンター内の店舗は落ち込みが小さい。買い物ついでに食事する客が多く、車の利用を控える影響が軽微なためだ。長崎ちゃんぽんのリンガーハットは「ショッピングセンター中心の出店が収益に貢献している」とする。

 サイゼリヤなどは今後、重点的に駅前へ出店する方針。ガソリン高が、郊外中心に発展してきた外食チェーンの店舗戦略の見直しを迫っている。

2008年5月6日 朝刊 東京新聞

 日本の経済力は確実に低下している。右肩上がり時代の過度な(地球に負担をかける)消費は避けるべきもの。その意味で軽自動車は大いに結構な話だ。

更に「地産地消」の推進やあらゆる水ぶくれ経済はやめることだ。物に囲まれた生活が必ずしも幸せとはつながらない。どこかに追いやられた心の幸せをこそ大事にする時代がやってきた。

「便利さ至上主義・ファストな生活」から「自然に優しい・スローな生活」へ転換することでもある。

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