2008/05/06(火) 06:11:15 [経済・産業]

 目にやさしく、読みやすい「大きな文字」をパンフレットや商品の表記、液晶画面に導入する企業が相次いでいる。

 若者からお年寄りまで幅広い年齢層の顧客に商品への理解を深めてもらうのが狙いだ。

 NECは、4月に発表したパソコンの夏モデルのパンフレットの文字を1月の春モデルの約1・5倍に拡大した。同社は「お年寄りなどパソコンを使う年齢層が広がったため」と説明する。さらに、携帯電話やゲーム機で目を酷使する若い世代も大きな文字を求めているという。

 ダイキン工業も昨年11月に発売したエアコン「うるるとさらら」で、リモコンの液晶画面を1・5倍、文字を最大2・5倍に拡大した。ボタンも数を減らして大きくして、操作しやすくしたという。

 全日空は国内線の時刻表を08年1月号から刷新し、サイズを約1・5倍(A5判)に拡大した。サイズ変更は72年以来だ。客の要望に応じ、運航ダイヤや運賃、各種案内を大きな文字で表記し、「大幅に検索しやすくなった」という。

 日清食品は「カップヌードル」の9品目で表記レイアウトを4月から変え、上ぶたにある原材料などの文字を2〜3割拡大した。同社は「発売から37年たち、当時の若者で還暦を迎えた人もいる。幅広い世代に必要な情報をわかりやすく伝える」と強調している。

(2008年5月5日23時02分 読売新聞)

 虫眼鏡でも分かりにくいものは「保険契約の約款」。敢えて分かりにくくしているのではないか、としか思えない。挙句に肝心の給付はわかっていても(請求がないので)不払いが業界の常識のようだ。

そもそも分かりにくい言葉を並べることは、消費者に伝える意味を認識していないこと。自己防衛のためのもの。火災保険では地震の火事には不支給だなんて、「一体何のための保険」なのだろうか?

庶民の不安に付け込んだ商売はもっと謙虚に消費者の目線に立つべきこと、論を待たない。文字を大きくすることはいいこと。分かりやすい言葉遣いをお願いしたい。

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