2010/02/09(火) 19:52:34 [経済・産業]
トヨタ自動車の豊田章男社長は9日午後3時半から、ハイブリッド車、新型「プリウス」など4車種のリコールを届け出たことで東京都内で記者会見し、「ご迷惑、ご心配をおかけしたことを改めておわび申し上げます」と、陳謝した。対象車は全世界で約43万7千台。 2010年2月9日朝日新聞 |
2010/02/08(月) 07:45:26 [経済・産業]
2010年度の賃金動向について、「正社員の賃上げはない」と答えた企業が約4割に上ることが帝国データバンクの調査で分かった。1年前とほぼ同水準で、リーマン・ショック以降の大幅な収益悪化を背景に、新年度も厳しい賃金情勢が続きそうだ。 今年1月20日から31日にかけて、全国2万1781社を対象に調査し、1万651社から得た回答を集計した。 正社員の賃金のベースアップや賞与引き上げの見込みが「ない」と答えたのは全体の40.5%(4315社)。09年度(42.0%)からわずかに減った。10.5%が賃金引き下げを見込んでいた。 一方、賃上げの見込みが「ある」と答えた企業は全体の31.8%(3388社)。前年度(27.9%)からはやや改善した。非正社員については、賃金改善の見込みが「ある」と答えた企業が12.8%にとどまる一方、「ない」が54.3%と2年連続で5割を超えた。 帝国データバンクは「賃金下落を通じたデフレの進行による消費の低迷が懸念される」と指摘している。 2010年2月7日 朝日新聞 ■ 赤字で倒産懸念のある企業では首切りの方が怖い。とても給与の増額など夢のまた夢だ。大赤字でも「親方日の丸」の公務員さんだけが淡々と給与アップが可能なんて、何やらこの国は「本末転倒」だ。 ■ 大手は定期昇給制度がある。勤続があがれば何がしかの給与をあげるというもの。給与をあげないと、去年の入社者と今年の入社者が同じ給与になる。1年たてばそれなりにスキルはあがる。だから給与もあがるという図式。 ■ 安い給与で始め徐々に給与をあげる定期昇給の仕組みは「定年まで勤め上げる雇用」のツール。 |
2010/02/07(日) 22:14:20 [人事常識]
味の素は、4月1日付で2002年に導入した社内カンパニー制度を廃止する。医薬カンパニーは同日付で分社を決めているが、残る食品とアミノ酸の両カンパニーも、それぞれ事業本部制に戻す。食品とアミノ酸は同じ拠点で製造したり、健康素材などで類似した研究を手がけることが多い。両組織の垣根を低くし、連携を取りやすくすることで経営を効率化する。 食品、アミノ酸の両事業の生産戦略を一元管理する部門を新設する。世界規模で原料調達や生産体制などを見直し、コスト削減につなげる。一方、研究開発については、医薬も含め国内11拠点を今秋をメドに再編。健康や美容といったグループの成長戦略を担う分野を研究する組織と、新製品開発などを手がける組織に分け、研究者を再配置する。 [2010年2月3日/日経産業新聞] ■ 組織は肥大化する過程でほころびてくる。最近のトヨタの技術力への不信も肥大化した組織を一つの意識やポリシーで束ねる難しさを示している。 小さな店でカウンター一つのときに本当においしかった中華が大きくなってまずくなるのと同じこと。介在する人材が多ければ多いほど焦点はボケてくる。大企業の悩みは人材そのものの弱さにある。 |
2010/01/18(月) 20:51:23 [雇用制度実例]
全日本空輸は来年4月から客室乗務員に対し、年間公休数の選択制度を導入する。従来は年150日以上の公休の取得が義務付けられていたが、公休を1割減らした勤務体系も新たにつくる。2010年の成田・羽田空港の拡張に伴って、従業員の労働生産性を向上させるのが目的だ。就労ニーズの多様化にも応える。 客室乗務員の雇用形態は少なくとも入社後3年間は契約社員。新制度は契約社員を対象とし、入社2年目以降の契約更改の際に選択できるようにする。具体的には年間公休数を150日以上か135日以上かのどちらかに決めることができる。 ■ 破綻したJALの例もあり、この業界は世間の常識とは異なるイメージがある。年間休日150日入上とはなんと余裕の制度という感じだ。 ■ 昔飛行機が一部の金持ちの乗り物だった頃、危険と隣り合わせの花形の職業故に優遇されていた。その名残がまだあちこちに残っているのではないか。飛行機は今や庶民の乗り物になっている。なぜ高い給与や多い休日が必要なのか。 ■ JALに税金が投入されようとしている。故なき高給を庶民の税金でまかなうのは極めて不合理なことだ。 |
2009/11/25(水) 20:12:08 [採用・雇用]
【金沢】バス製造のジェイ・バス(石川県小松市、柴田計社長)は、小松事業所(小松市)など2拠点で、近隣に事業所を構える企業の正社員約70人を3〜5カ月の期間限定で雇い入れた。元の企業に籍を置いたまま「出向」の形をとる。ハイブリッドバスなどの受注が好調で労働力の確保が急務となり、余剰人員を抱える企業と利害が一致した。地域の雇用を連携して守る狙いもある。 ジェイ・バスは、同社が「期間応援契約」と呼ぶ正社員出向の契約を近隣企業と結び、10月に小松事業所で機械メーカーなど5社から30人強を受け入れた。宇都宮事業所(宇都宮市)では今月、数社から約40人を雇った。それぞれ観光用や路線用のバスの生産部門に配置する。雇用期間は、小松は12月までだが、1〜2カ月延長する可能性もあるという。宇都宮は来年3月までの契約。 [2009年11月25日/日経産業新聞] ■ 業態の違いを超えて正社員を応援の形で受け入れるもの。受け入れ会社は企業に働くことに慣れた・習熟した労働力を確保できるメリットがあり、応援を出す会社も首切りという最後の手段をとらなくてもすむ。 ■ そもそも最初から短期的な契約の期間社員や派遣などの不安定な雇用形態より数段人にやさしい。企業の枠を超えた雇用調整は大事だ。 |
2009/11/20(金) 15:07:23 [雇用制度論]
【富山】三協立山アルミは従業員の育児や介護をサポートするため、2010年4月をメドに在宅勤務制度を導入する。インターネットを使った見積業務に携わる従業員など計3人を対象に試行を開始。今後も希望者を何人か募り、問題点や課題を抽出しながら制度の内容を充実させる。 対象者には専用電話を貸与したり、パソコンを使ったテレビ会議システムに参加可能な環境を整えたりする。そのうえで在宅勤務による業務成果の検証と人事考課の仕方、モチベーション管理、適用可能な職種などを検討する。 [2009年11月20日/日経産業新聞] ■ 在宅勤務は次代のあるべき働き方を示している。仕事は労務を会社に提供しその替りに給与を受け取ることが基本である。 ■ 近年「成果主義」が標榜され提供した労務がもたらした(貢献した)結果の多寡が問われている。会社に出社し決められた時間仕事をすれば当然何らかの成果がある。しかし、仕事をした時間(量)で給与を払う時間外手当てには何やらしっくりしない面がある。同じ仕事の質・量であれば仕事をする人の能力の劣るほうが時間がかかる。時間外手当は能力の低い(成果が少ない)人の方が給与が高いという皮肉な面がある。 ■ 時間と場所に縛られない働き方のひとつに在宅勤務がある。通勤時間も省くことができるしネットを活用すれば「極端にいえば」田舎に暮らしながら都会の会社の社員として仕事をすることも可能である。 ■ 私の生活を中心にすえ会社の仕事を従とすることで多様な働き方が可能になる。縛らない働き方は大いに人を惹きつける。 |
2009/11/05(木) 10:38:13 [人事常識]
日本航空(JAL)が客室乗務員の職級を決める際に、所属する労働組合によって格差をつけたのは不当労働行為に当たるとして、東京都労働委員会は4日、少なくとも40人の昇級などを命じる命令書をJALに交付した。同社広報部は「厳しい内容の命令書で、対応を検討する」としている。 JALなどによると、同社の客室乗務員は最大労組のJAL労働組合に約5600人、日本航空キャビンクルーユニオンに約1300人が所属。このうち待遇改善を求めたのは、ユニオンに入っている組合員。 命令書などによると、JALは旧日本エアシステム(JAS)との合併時、旧JASの客室乗務員で入社11年以上の344人の職級を2グループに分けたが、上位グループとされた割合を所属組合別にみると、JAL労組組合員90%、ユニオン組合員27%と著しい違いがあった。 都労委は「所属組合による差別があった」として、同ユニオンの少なくとも40人を昇級させ、06年以降の賃金差額分も払うよう命じた。同ユニオンによると、昇級で月給は1人約3万円増えるという。 2009年11月5日 AsahiCom ■ 形式的な区別で昇給の有無を決めること自体がお粗末なこと。それらしい基準でなければ多くの人の納得は得られない。 ■ 所属する労働組合で差別することがだめな事は分かりきったこと。沈む行くナショナルフラッグは人事管理も地に落ちたのか。弱り目に祟り目。 |
2009/10/15(木) 10:59:54 [経済・産業]
近鉄百貨店は希望退職者の再募集を含む経営改善策をまとめた。中小型店に専門店テナントを入れ、外商担当者を減らすなど営業全般を見直す。地方店や関連企業の管理業務を本社に集めるといったコスト削減も進め、2011年2月期の最終黒字化をめざす。 経営改善策は販売不振から、10年2月期の連結最終損益が30億円の赤字に転落(前期は2億円の黒字)する見通しを受けて策定した。希望退職は124人が応募した今春に続くが、人数や対象者、支払額などは未定。ほかの改善策も実施規模が決まっておらず、業績への影響など数値目標は今後発表する。 [2009年10月15日/日経産業新聞] ■ 百貨店は構造的な不況下にある。少しづつ改善するのはとても無理だと思える。この業態は基本的には役目を終えた感がある。流通が今ほど多様な時代にかつての威信で生きることは至難のことだ。 ■ 自分たちの立ち位置を否定し根本から破壊しなければ再生はおぼつかない。経営統合だけでは立ち直れないのは明白だ。ブランド力で商売をする時代はとっくに終わった。 ■ 高付加価値・高価格で儲けることはできないだろう。人・物・金の何を生かすのか、全く異なる業態はないのか、百貨店は終わったという認識で経営を見直すことがなければ再生はないのではないか。 |
2009/10/14(水) 14:22:13 [人事常識]
昇進で優遇も 神奈川県の松沢成文知事は13日の定例記者会見で「仕事と私生活の質を向上させたい」として、全職員の残業ゼロを目指す「残業ゼロ革命」を宣言した。業務を簡略化し、残業ゼロに取り組む職員を評価するなどして、来年度中にも実現する。 県によると、残業縮減を目指す自治体はあるが、目標値をゼロにしたのは全国で初めて。現在、全職員の残業時間は月平均約15時間で、月100時間を超える職員もいるという。 達成に向け、〈1〉所属長への退庁時間の事前申告〈2〉報告書など内部資料の廃止・簡略化〈3〉残業ゼロに取り組む職員に対する優先的な昇進〈4〉時差出勤の拡大――など18項目を設定。11月から一部の部署で試験的に取り組む。これまでノー残業デーなどは実施してきたが、松沢知事は「今回は運動でなく革命。無駄な仕事をすべて削って実現したい。結果として残業手当が減ることにもつながる」としている。 (2009年10月14日 読売新聞) ■ 仕事の成果=労働能力×労働時間である。能力の高い人は仕事は早い。反してもたもたと仕事をする人は時間がかかる。労働時間だけに着目する時間外手当は質の悪い人を優遇するという側面がある。 ■ 突発的な仕事への対応も時間外に行うがのろまなこととは違う。サービスを維持する上で時間外は0にはならない。但し突発業務でも当日に終わらなくてもいい場合もあり、基準をしっかり統一しなければならない。 ■ 時間外削減は組織の文化と深くかかわっており上記文中にあるように革命的な変化がなければ一時的な運動に終わってしまう。残業手当を貰うほうが多少のインセンティブよりは実入りがいい場合もある。管理職に昇進しないで時間外を貰うことを望む人も多い。 |
2009/10/12(月) 12:04:56 [政治・社会]
政府は11日、今月下旬にまとめる「緊急雇用創造プログラム」で、民間社宅の借り上げやハローワークでの物件紹介などを柱とする失業者向けの住居対策を盛り込む方針を固めた。年内に開始する予定。財源は今年度補正予算で計上した基金や今年度当初予算の予備費などを充てる。 政府の緊急雇用対策本部(本部長・鳩山由紀夫首相)を指揮する菅直人副総理・国家戦略担当相は11日のテレビ朝日番組で、住まいがないため就職が難しい失業者への住居提供について「会社の寮などは全国的に余っている。公的施設もある。今から準備を始める」と強調した。 職業を紹介するハローワークの機能に関しても「なかなか住居や生活保護の(手続きの)あっせんはしてくれない」と指摘。ハローワークを拠点に、住居情報や生活保護の窓口機能も含めた「ワンストップサービス」を検討する考えも示した。(11日 20:42) 2009/10/12 Nikkei Net ■ 縦割り行政の故に行政サービスを受けるにはそれぞれの窓口に出かけなければならない。例えば住民票の届け出をしても固定資産税は前住所に書類が送られる。民間なら必要な情報は各部署に知らせるのが当然だがお役人の世界は「サービス精神」が決定的に不足している。 ■ 勘違いしている行政組織では効率という概念すらなさそうな感じがする。「何か必要ならお前たちが動け」というあり方はまさにお上が下々に施すかの如し。 ■ 政権交代でお役人がこれまでの行動規範を捨て本来の奉仕者に戻ることを強く期待する。多少の混乱など大目に見る気持ちが日本をよくする。 |